| Q.1 |
催眠術は、誰にでも出来るものなのか? |
| A.1 |
はい。ちょっとしたテクニックを身につけさえすれば、誰にでもある程度の催眠術を使うことができます。 |
| Q.2 |
催眠術のちょっとしたテクニックとは? |
| A.2 |
まず、自分は本当に催眠術ができるんだ、という信念が最も大切です。最初はなかなか自信が持てないために失敗もありますが、一度でも成功すれば自信がつき、成功率はどんどん高くなります。お互いに「本当にかかるの?」という疑惑を持っていては、どんな人でも失敗するのは当たり前ですね。自分はできる、と思い込むのもひとつの自己催眠なのです。 |
| Q.3 |
誰にでも催眠術がかかるのか? |
| A.3 |
催眠術にかかりやすい人とかかりにくい人がいます。実際のところは、かかりやすい人20%、かかりにくい人80%くらいの割合でしょうか。その人の性格や体調やその場の環境などによって大きく左右されます。通常、明るく素直で想像力があるO型の人が最もかかりやすいと言われています。また、かける側との信頼関係、やや優位な立場なども重要な要素となります。かからないタイプの人は、ベテラン催眠術師がどんなに頑張っても成功する確率は非常に低いでしょう。 |
| Q.4 |
催眠術のテクニックは難しいのか? |
| A.4 |
実は、簡単でもあり難しくもあります。テレビなどで見かける催眠術師はたいてい何やら大げさなパフォーマンスを行いますが、あれは「らしく」見せるための演出なのです。実際は、芝居じみた身振りやしゃべり方など必要なく、普通に語りかけるだけでも催眠誘導することができます。ただし、かける方も、かけられる方も、他に気が散らないで互いに集中できる場と雰囲気はたいへん重要です。そうした場を作り出すことが一番難しいと言えるかもしれません。 |
| Q.5 |
催眠術をかけやすい環境とは? |
| A.5 |
騒がしい場所、時間的な余裕がない、相手を信じていない、という場合は100%無理でしょう。まず、静かで落ち着いた場所。ゆったりとした時間。お互いの信頼関係(かける側がやや優位な立場であるとなお良い)。こうした環境を作れたら、かなり成功の確率は高くなります(誰でも成功するというわけではないですが)。そして、催眠術をかけると言うと普通は不安と好奇心が入り交じった気持ちになるので、その不安要素を極力取り除いて安心させ、興味と好奇心を膨らませてやることが大切です。 |