人権学習及び国際理解学習
大分県姫島村
(このワークショップは東京国際交流員中間研修会12月9日〜11日で発表されていました)
(主催:(財)自治体国際協会、総務省、文部科学省)
[目的] - [学習について] - [指導上の留意点] - [異文化疑似体験学習]
国際交流事業はこの世界の色々な人や文化と交流をして、他人との交流の中で自分の
ことをもってよく知り、広い世界の様々な出来事に興味を持ち、様々な問題に責任を
感じるための人間作りである。
◆相違点に気づく:
自分の違う点を気づくから、皆は結局
相手と違っているのは大丈夫。
◆多様性の楽しさに気づく:
国際交流を目的とした体験学習は異文化理解には大変効果的である。子供
たちも体験学習を通じていろんなことを先入観のない見方で受け止めるよ
うになると、ますます異文化や多様性の楽しさに気づく。
相違点に気づくと外国との共通点や、つながりにも気づく。だんだん世界
とのつながりを感じてくると以前に「外」であった問題は「内」の問題に
なってくる。日本人も自分の国籍だけにとらわれることのない世界人であ
るという責任感を感じることが大切である。これは国際交流事業でもっと
も重要な目的である。
*実際に外国に行って長い間暮らすことは一番勉強になるが、皆がそうできるわけ
ではない。しかし、日本の中でも疑似体験学習を使って同様の雰囲気を感じる
ことができる。そうすれば、子供は他人(外国人)の気持ちがわかってくる。
体験学習の4階段
1.体験する:アクティビティを体験する。
2.体験したことを振り返る:観察する・自分の気持・感情を言葉にする・相手の
言葉に耳を傾ける。
3.一般化する:分類・文折することによって原則やルールを見い出す。
概念する。
4.応用する:日常の中で関連する事柄について、原則を当てはめて考えてみる。
原則を応用して、行動を考える。計画する・行動する。
*指導上の留意点:
◆教育の場では指導者こそ、まず学ぶべき側に立っている。
◆疑似体験学習の目的を表さないように学習の説明を少ない方がよい。
◆「話すな・書くな」は第一のルールとして、
学習中では国連で通訳者がいないような感じをする。
にいるような感じを与える。
◆議論中、指導者本人の経験を含める。
◆「ゲーム」という単語の意味を注意すること。
★「ゲーム」というイメージは「遊ぶ」が思い出すから、「人権教育」な
どを教えるために、子供の真面目さが落とし、遊びになる可能性があ
る。そのため、「ゲーム」より「体験学習」を使った方がよい。
★東京中間研修のためのハンドアウト全23ページ(81.5KB)
体験学習ごとにダウンロードできるページ:
★
異文化体験学習
★
この体験学習は、そのような差別された人の気持ちを味わってもらうものです。
受講生には、人を社会的条件や外見で判断してはいけないという気持ちを持っ
てもらいたいです。
★地球の家族(6.31KB)
世界30カ国の写真を展示し、自分の家族と比べながら、相違点に気づいてもらう
し、興味を持ってもらう。
★それは事実かい?(8.32KB)
意見と事実の判断できるようになる。
を持つ。事実と主観の区別をできるようになることは、ニュースや他の情報を客観
的に判断することに必要である。人間とか事件に当たる時に先入観の入った情報や
見方を思わずに持っている。自分の持っている理解はどんなに事実かどんなに主観
なのかを判断できないと勘違いする可能性が高くなるでしょう。
★クレージー・エース(30.3KB)
この体験学習は、そのようなカルチャー・ショックや、ホームシックなどを受け
た人の気持ちを味わってもらうものです。受講生には、世界のそれぞれの国の
文化をことばや社会的条件(「ルール」)を知らずに人を「どうするればい
い」という気持ちを持ってもらいたいです。
★氷山(5.12KB)
氷山で表す文化。氷山の9分の1は水の表面の下にある。目で見える部分は目で見
えない部分より最も小さいのである。そこから、文化はその「氷山」と一緒ので
ある。文化の中で目で見える部分は目で見えない部分より最も少ないのである。
★お面渡し(4.52KB)
★でんわ
★第一印象
連絡先
★鶴見町 国際交流員
http://www.tsurumi.tv/~tom
★姫島村 国際交流員